「福島県沖を震源とする地震」による寺院の被害報告及び義援金の寄託について

2022.06.15

表題の件について、宗務所からの報告書(令和4年5月12日現在)を元にした寺院建物被害状況の概略をお知らせいたします。

また、6月7日付けにて、この災害に対する被災寺院への復興支援として、福島県宗務所・宮城県宗務所に対し、曹洞宗義援金より各300万円を寄託したことをご報告いたします。

ご協力いただきました皆さまに厚く御礼申し上げます。

今後も、曹洞宗義援金に対しご支援をお寄せいただきますよう、よろしくお願い申し上げます。

◆被災寺院報告

・福島県宗務所   94件

・宮城県宗務所   61件

・岩手県宗務所    7件

・山形県第一宗務所  4件

※当時、震度5強以上と報道された宗務所に被害状況の確認を依頼

◆本堂の被害

漆喰壁角の破損・漆喰壁の崩落(外が見える)・剥落・亀裂、土壁全部落下、傾く、ねじれ歪み、梁の傾斜、柱が折れ傾く・割れる、鬼瓦等の崩落、扉の破損・ずれ、ガラス割れ、サッシの破損、床の剥離、鴨居の損壊、天井の破損と雨漏り、向拝の柱破損、額や灯籠落下による畳や床の破損、土台が下がる

◆庫裡の被害

壁の一部崩落・剥離・隙間の発生、サッシやボードの破損及び歪み、クロスの亀裂、玄関等のガラスの破損、鴨居や天井の落下、屋根瓦のずれや落下と雨漏り、扉や戸の外れ、建物をつなぐ廊下の破損、玄関の倒壊

◆その他の建物被害

開山堂・位牌堂及び客殿等の壁や屋根の破損、窓ガラスの破損、床板ずれや土台の破損