スマイルアゲイン梅花のつどいin MORIOKA(岩手県・報恩寺)の皆さまより義援金が寄託されました
11月1日、曹洞宗宗務庁を訪れた梅花流正伝師範・北野良昭師より、「スマイルアゲイン梅花のつどいin MORIOKA」(令和4年10月20日 岩手県・報恩寺)に参加された95名の皆さまからの尊い浄財(705,334円)をお預かりしました。
このつどいに日頃ご支援をいただいている全国の皆さまから多くの協力金が寄せられ、今回は数年に一度開催している被災地へ直接赴いての催しとなりましたが、コロナ禍のため募集人員を定め、当日は検温、手指消毒はもちろんのこと、換気など、参加いただける方々が安心安全に過ごすことができるようにできうる感染拡大防止のための措置を講じての実施となりました。
開会にあたり梅花流岩手県師範会長岩舘尚文老師(岩手県二戸市・龍岩寺住職)から激励のお言葉を賜りました。
午前中は会の代表を務める北野良昭正伝師範(滋賀県高島市・正傳寺住職)による「高祖道元禅師学道御詠歌(慕古)」の全体講習。午前の分科会は教範講習を荒井徹成一級師範(石川県金沢市・鶴林寺住職)が「同行御和讃」「聖号(一仏両祖)」を師範詠範講習は日下部哲也特派師範(石川県羽咋市・豊財院住職)が「花供養御和讃」を勤めました。
午後の分科会では、教範講習を成田伸明二級師範(静岡県藤枝市・総善寺住職)、師範詠範講習を久我昌弘特派師範(福井県敦賀市・養徳庵住職)が「花供養御詠歌」を講習しました。参加者は講習の成果をつどいの最後に勤められた法要にて披露してくれました。
本尊上供、追悼塔婆供養法要はご導師を岩手県宗務所庶務主事森田英仁老師(岩手県紫波郡紫波町・常光寺住職)、塔婆供養師を北野代表が勤め厳修されました。
追悼塔婆供養法要では全国から寄せられた慰霊の想いを経木塔婆に込め、140本余を5回に分けて塔婆供養師が読み上げ「高祖道元禅師学道御詠歌(慕古)」の譜面に「盛岡三十三観音霊場御詠歌」の歌詞をのせ供養の心を詠いました。
つどいの最後は参加者全員一体となり、北野代表ほか出席した宗侶を中心に「まごころに生きる」、北野代表作詞の「梅花講讃歌」の大合唱で締めくくられました。
「スマイルアゲイン梅花のつどい」については、下記までお問い合わせください。
【事務担当】石川県・鶴林寺(荒井)090-4683-5447