管長江川禅師が教皇フランシスコとともに平和を祈りました。
2019.11.27
宗務庁より
11月24日、教皇フランシスコ訪日に合わせて、広島で「平和のための集い」が開催され、曹洞宗からは管長江川辰三禅師が全日本仏教会会長として出席されました。
広島平和記念公園には諸宗教の代表が招待され、延べ2,000人以上の出席者が教皇フランシスコをお迎えしました。
式典は午後6時半過ぎに始まり、車に乗って登場した教皇フランシスコは、盛大な拍手の中、江川禅師を含む諸宗教・キリスト教諸派の方々と握手を交わし、記念碑の前で被爆者代表から手渡された花束を献花し、慰霊碑へのキャンドルの点火後、出席者全員で黙祷を行いました。
教皇フランシスコは「戦争のために原子力を使用することは、犯罪以外の何物でもない」と述べ、核兵器のない世界を目指す平和のメッセージを発しました。
翌25日には東京ドームにおいて「POPE IN JAPAN 2019 教皇ミサ 東京」が開催され、教皇フランシスコはパパモービレと呼ばれる専用車に乗って、約5万人の信徒らの前に登場し、笑顔で歓声に応えていました。
ミサには諸宗派より100名ほどの宗教者が招待され、教皇フランシスコとともに平和を祈りました。