「スマイルアゲイン梅花のつどい」の皆さまより義援金が寄託されました
2017.05.12
宗務庁より
5月10日、曹洞宗宗務庁を訪れた梅花流正伝師範・北野良昭師が、福井県圓成寺を会場に開かれた「第5回スマイルアゲイン梅花のつどい」(4月18日開催)で集まった浄財を、曹洞宗義援金として釜田宗務総長へ直接手渡されました。
このつどいは、梅花流詠讃歌を通じて震災被災地に笑顔と元気を届けようと、各地の梅花流師範が中心となり、詠範・講員の方々をひろく招いて開催されているものです。
圓成寺で開かれた今回の集いは、阪神淡路大震災二十三回忌・東日本大震災七回忌・熊本地震一周忌追悼、各地自然災害復興祈願のために開催されました。梅花流詠讃歌の講習のほか、震災による犠牲者の追悼法要や復興祈願法要が営まれました。集いの最後には、圓成寺住職・馬地良覚師によるギター演奏に合わせて、参加者による「まごころに生きる」の大合唱が行われ、交流を深めました。
この度は、集いに参加の皆さまから寄せられた558,309円の尊い浄財をお預かりしました。
活動の世話人を務める北野師範は宗務総長に、「今後もこの集いが全国で開催され、梅花流詠讃歌を通じて仲間が集まり、共にお唱えをすることで被災地支援につながってほしい」との願いをお話しになりました。
「スマイルアゲイン梅花のつどい」は、昨年にも4回開催されており、イベントの参加者はのべ400人を超え、集まった約200万円の浄財は曹洞宗義援金に、すでに寄託をいただいております。
次回は、平成29年6月6日、兵庫県加古川市の横蔵寺で開催される予定です。