「同宗連」主催「石川夫妻の幸せを願う宗教者の集い」が開催されました
2016.11.10
宗務庁より
10月28日、「『同和問題』にとりくむ宗教教団連帯会議」(「同宗連」)が主催する、石川一雄さん、早智子さん夫妻の幸せを願う宗教者の集いが、東京都内において開催されました。
本年は、石川一雄さんが不当逮捕されてから53年、無期懲役が確定した「寺尾判決」から42年を迎えます。
宗門では、これまでも、石川一雄さんの痛みを「自らの痛み」とするため、「狭山事件」の学びを続けてきました。
当日は、午前10時より真言宗智山派別院真福寺において「願いと祈りの集会」、その後、日比谷野外音楽堂に移動して午後1時より「狭山事件の再審を求める市民集会(再審アピール)」の式典、
さらに午後3時からは「狭山事件」の再審開始を市民に広く伝えるため、日比谷公園から東京駅八重洲口前を通過し、常盤橋公園前までデモ行進が行われました。
時折、雨が降る悪天候にもかかわらず、曹洞宗宗務庁の役職員十数名を含む多数の宗教者が参加して、「狭山事件」の再審の開始と真実の追究を求めました。
私たちは、今後も石川さんを心から支援し、この冤罪を晴らすべく、引き続き、「狭山事件」の真実をひとりでも多くの人たちに伝えるべく行動を起こしてまいりたいと思います。