大本山總持寺デジタルアーカイブ公開記念シンポジウム

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令和6年(2024)は、大本山總持寺開山瑩山紹瑾禅師が亡くなられてから700年目に当たります。その記念事業の一環として、これまで自由に閲覧することができなかった總持寺・總持寺祖院所蔵の文化財・寺宝をインターネット上に公開し、多くの方に触れて頂く場を提供する「デジタルアーカイブ」を公開することと致しました。

本事業は、禅宗・曹洞宗に留まらず、歴史学や仏教学を中心とした多くの分野、全世界の研究者に調査・研究の機会と素材を提供し、学術研究に資することを企図しています。また同時に、大人から子どもまで、禅や歴史、日本文化に関心を寄せる幅広い層に向けて、總持寺・總持寺祖院所蔵の文化財に触れ親しむ場を構築しました。
そこで本シンポジウムでは、デジタルアーカイブ全体の概要から公開される資料について概観・解説するともに、敷居の高いイメージのある禅の史料に親しみを持って触れて頂く為のコンテンツの紹介をし、本事業を周知していくことを主旨とします。

  

【日時】令和7年3月12日(水)午後1時開場(午後3時45分終了予定)

【会場】鶴見大学記念館講堂1(記念館2階) 鶴見駅西口下車徒歩5分 京急鶴見駅下車徒歩7分

オンライン配信予定(会場参加は申込不要・参加自由、配信のみ要申込)→コチラ

 

【登壇予定者および題目】 (順不同)

宮崎展昌(鶴見大学仏教文化研究所專任研究員)
「總持寺デジタルアーカイブの概要および『伝光録』諸本について」
圭室文雄(明治大学名誉教授) 「總持寺祖院史料の概要―「能州公用留」を中心に―」
田中洋平(淑徳大学准教授)
「總持寺祖院史料の公開状況について」
秋津秀彰(曹洞宗総合研究センター常任研究員) 「總持寺史料の形成と伝承―中世文書を中心に―」
亀野元彰(大本山總持寺大遠忌局)
「大いなる足音の敷衍―總持寺所蔵資料への導入コンテンツ紹介―」