「宗典翻訳事業の意味を問う」シンポジウム開催のご案内

2017.07.31 ?>

来たる11月27日(月)、東京グランドホテル(曹洞宗檀信徒会館)三階「桜」の間を会場に、曹洞宗国際センター創設20周年、並びに英語翻訳版『伝光録』出版を記念し、―宗典翻訳事業の意味を問う― をテーマにシンポジウムを開催します。(入場無料、どなたでもご参加いただけます。)

1903(明治36)年に、ハワイや南アメリカへの移民の方々を対象として始まった曹洞宗の国際布教は、その後北アメリカにおいても展開され、それぞれの地域に日系寺院が建立されました。1960年代になると、北アメリカでは、若い世代を中心に禅の教えを求める現地の人びとが日系寺院や日本人僧侶のもとに集い始めました。それは次第に〝禅センター〟という形態に成長し、そこから多数の僧侶が生まれ活動するようになりました。

この度のシンポジウムの内容は、藤田一照国際センター所長による「曹洞宗国際布教の歴史について」の講演に引き続き、国内外において各種の翻訳事業に携わり、第一線で活躍するパネリストの方々をお招きし、翻訳の意義を問いたいと存じます。

また、会場ではハワイ、北アメリカ、南アメリカ、ヨーロッパの国際布教の歴史をご覧いただくパネル展示や各地の特色豊かな活動の様子を伝えるショートムービーを視聴していただけるよう計画しております。この機会に、ぜひ世界に広がる曹洞禅の一端に触れていただきたくご案内申し上げます。

お問い合わせは、教化部国際課までお願いいたします。
入場無料 参加のお申し込みは下記フォームよりお願いします。

 

日 時 11月27日(月)12:30開場
第1部 講演
    13:00~開会
    13:20~講演「国際布教の歴史について」
          講師 藤田一照 国際センター所長
    14:00~休憩

第2部 シンポジウム
    14:15~5名のパネリストより発表(各15分)
    15:30~休憩
    15:50~パネルディスカッション
    16:50 閉会

    パネリスト    東洋大学文学部東洋思想文化学科 渡辺章悟教授
           京都女子大学講師 清基秀紀先生
           曹洞宗総合研究センター所長 大谷哲夫師   
           前曹洞宗国際センター所長 奥村正博師
           サラ・ローレンス大学 グリフィス・フォーク教授
    コーディネーター   曹洞宗国際センター所長 藤田一照師

  ※定員150名

お問い合わせ先:曹洞宗宗務庁教化部国際課
        電話 03-3454-5493