曹洞宗婦人会だより~ミニ・きゃら~平成28年6月
平成28年熊本地震発生
またも深刻な自然災害が発生してしまいました。被災されました方々に心よりお見舞い申し上げます。九州熊本・大分両県を震度七の地震が襲いました。熊本県南阿蘇郡の含蔵寺婦人会さまと連絡が取れ、「阿蘇山が爆発したのかなと思いきや、大変な地震に見舞われ本堂・庫裡など至る所大きな亀裂が入り危機状態に陥ってしまった」とのことでした。
5月の連休前には、最低限のライフラインが確保され、連休明けには郵便・宅配便など配達されるようになったとか。しかし、幹線道路は未だ通行不可能の場所もあり、また、水・電気を無駄のないよう使用することも要請があったそうです。一刻も早く静かな生活が取り戻せることを切に願うばかりです。
義援金・支援金をきゃら基金より支出させていただきます。
宮城県支援活動に参加して
曹洞宗総合研究センター専任研究員2名の方と、5月18日・19日の両日、宮城県支援活動に参加いたしました。東北大学教授鈴木岩弓先生より、現在の東北被災地における支援活動の現状を拝聴した後、現地支援窓口、曹洞宗復興支援室分室、浄土真宗本願寺派仙台別院内ボランティアセンターの皆さまと共に名取市雇用促進住居愛島(めでしま)宿舎集会所へうかがいました。
集会所では婦人会で協力した布の小袋にお香を入れる、匂い袋作製のお手伝いをしました。皆さん真剣な眼で、香木の香りを楽しみ大事に袋の中に入れておりました。
翌日は、宮城県亘理町「さざんかの会」の皆さまと匂い袋作製の時間を過ごしました。昼食もともにいただき、笑顔のある時間ですが、心の奥底はいかばかりだったでしょうか。活動を終え、四時過ぎに帰京しました。
東日本大震災復興に、静かに寄り添う活動を今年度も行います。復興支援物資の注文や現在の状況など知りたい方は左記へお問い合わせください。
事務局
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