曹洞宗婦人会だより~ミニ・きゃら~平成28年3月
平成28年度に願う
大本山總持寺貫首江川辰三禅師ご親香のもとに行われた、創立40周年記念大会が無事円成してから5ヵ月が経過しました。2年以上の準備期間を費やし、評議員・実行委員、また、多くの皆さまの温かいご支援ご協力を賜り感慨無量です。
さて、41年目の歴史の幕開けを迎え、新たな第一歩として始動しなくてはなりません。先日、こんな嬉しい電話がありました。「私の地元の宗務所婦人会の登録寺院が、私のお寺1ヵ寺だけになってしまいました。このまま婦人会活動を続けても良いものかとも思いますが、寺院婦人会の会員は次回の45周年を楽しみにしておりますし、今後の活動計画についても、積極的な話し合いがされております」実情として、宗務所婦人会、寺院婦人会が会員減少で解散し、退会している中、とても心強いことです。
曹洞宗婦人会はこれからも東日本大震災被災地に静かに寄り添う支援活動を続けてまいります。婦人会全会員は「被災地を忘れず見守って行きます」を目標に活動しましょう。
地球温暖化を少しでも食い止めるために、宗門で奨励しているグリーン・プラン活動を、私たちは、小さな力でも次世代のために行わなくてはなりません。ゴミの少量化、無駄なエネルギーの消費削減など、身の回りでできることを継続して行きます。
お寺の様子も変わってきました。地元に溶け込み賑やかなお寺、一方で、長く続いた伝統行事が執り行えなくなってしまったお寺と、世情は変わります。婦人会も良き伝統を護りながら、新しいことにも挑戦して行きます。
2月10日、常任理事会を開催いたしました。本部役員の改選時期となっておりますが、昨年12月末日までに、立候補の届け出はありませんでした。そこで、この常任理事会において、役員選考委員会を設置し、今後役員改選を行ってまいります。また、平成28年度事業計画も協議しました。次年度もより良い活動を目指してまいります。
機関誌「きゃら」72・73号合併号、記念大会「グラフきゃら」、大会記念誌を寺院婦人会にお送りします。充実した内容です。是非ご覧ください。
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