曹洞宗婦人会だより~ミニ・きゃら~平成28年1月
謹賀新年
昨年は、曹洞宗婦人会創立四十周年記念大会に際し、各方面の皆さまより祝意をいただきましたこと心より御礼申し上げます。一つ節目を越えて、新たな第一歩を踏み出し、会員共々精進し婦人会活動に励んでまいります。これからも変わらぬご支援をお願い申し上げます。
管区研修会報告 北信越管区研修会
日時10月6日(火)~7日(水)
会場 新潟県新発田市「月岡温泉ホテル泉慶」
参加人数 375名
講演「お陰様の心~すべてのご縁にありがとう~」
講師 愛知県西尾市 浄土宗 浄名寺副 住職 松原紗蓮師
人権学習「東日本大震災の安置所から~いのち輝くとき~」
講師 復元納棺師 笹原留似子氏
交歓会 越後ごぜ唄と津軽三味線
講師 ごぜ唄 萱森直子氏
現地到着後記念写真撮影を済ませ会場に入り、輪絡子授与式・研修会開会式次第と、新潟県第四宗務所婦人会ご尽力のもと、厳粛に執り行われました。創立四十周年記念大会直後にもかかわらず、会場はいっぱいの参加者でした。
講演は、松原師。二歳で寺の養女となり、中学校時代には不登校になり悩んだ日々を過ごし、二一歳、京都に修行に出され転機を迎え、現在三七歳、浄名寺副住職を務められています。「苦しくても前向きに生きよ!」の言葉を胸に懸命に生きようと決意するも挫折し、不登校・リストカット・家出の日々。しかし修行に出、演題のことばを学び、師を変え、葛藤の日々から立ち直ることができましたとお話しいただき、感謝の心が胸を打つご講演でした。
人権学習で講演していただいた笹原氏は復元納棺師のかたわら、医療・福祉・葬祭・行政・学校・一般の方に向けて講演を行っており、特に「いのちの授業」は学校からの依頼が多いそうです。子どもたちの支援活動(子ども夢ハウス)も続けられておられます。
「ごぜ唄」の伝承者、萱森氏の唄の圧倒的な迫力に拍手が鳴りやみませんでした。新潟ならではの研修会でした。
事務局
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