管区研修会報告（２）　北海道管区

期日　令和６年７月２６日（金）
会場　北海道札幌市プレミアホテル　ＴＳＵＢＡＫＩ札幌
参加人数　296 名
講演　「食して、恋して、夢を見て」
講師　料理研究家　星澤幸子氏

第46回北海道管区研修会が行われました。広い広い北海道、会場まで300キロメートル以上離れている最北端の稚内や南は函館からも来ていただき、総勢296名の参加となりました。

開会式では、山川章順統監より19名に輪絡子が授与され、来賓のご挨拶では北海道管区長の鎌田宏惇老師より「誰かに何かをしてもらったとき、〝すみません〟ではなく〝ありがとう〟と伝えましょう」とのお話をいただき、皆さん大きく頷いていらっしゃいました。

参加者の皆さまに「楽しかった、いい一日だった」と感じてもらえるように考え悩んでいたある日の夕方、目に飛び込んできたのが、今回講師をお引受けいただいた〝北海道の主婦で知らない人はいない〟料理研究家、星澤幸子先生です。

夕方のテレビ番組で長年料理コーナーを担当されている星澤先生は曹洞宗ともご縁があり、講演は永平寺で体験された〝食べ物をよく噛み、その都度お箸を置く〟ことで食事を「いただく」ということに気づいたとのお話から始まりました。その後も食に関するテンポの良いお話が溢れ出し、少し脱線すると会場に笑いが起こり、また本筋へ戻るの繰り返し。あっという間に時間が過ぎていきました。

講演後のアンケートには、楽しくも現代の食生活に警鐘を鳴らすお話に「良かった」との声が多く書かれており、改めて日本の文化、お米、お味噌を今一度見直していこうと感じた講演となりました。

開催に際し多くの後押し・温かいお言葉をいただきました。また遠方から足を運んでくださった髙野会長、サポートしてくださった教化センターの皆さま、お手伝いいただきました皆さま、一緒に悩み準備を進めてくれた評議員の皆さま、何より沢山の皆さまにご参加いただきこの日を迎えることができました。心より感謝申し上げます。

  

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