曹洞宗婦人会だより~ミニ・きゃら~令和6年6月

2024.06.12

間もなく創立50周年を迎える当会ですが、その活動は一つの岐路にあると思っております。先人の会員の皆さまが「曹洞宗婦人会」を設立し、活動を始められました。そのご苦労・思いに感謝し、50年の歩みに新たな「曹洞宗婦人会」を考えて行きたいと思っております。そしてそれは婦人会の役割を再度見つめ直し、時代の求める会を考えることと思っております。

様々な厳しい現実はございますが、再び婦人会の活動に共に歩んでくださる組織もあり、勇気づけられる思いです。皆さまにおかれましても会へのご加入をお願い申し上げます。

 

再度の評議員として

寺院婦人会の数の減少や会員の高齢化も進み、宗務所代表の評議員選出が困難となり、令和4年度より四国管区の活動を休止しました。

評議員を出さずに徳島県宗務所婦人会は続けることにしたのですが、コロナ感染症の影響もあり寺院婦人会の活動だけになってしまい、宗務所婦人会での事業や研修等々はおろそかになってしまいました。

宗務所婦人会も動き出さなくてはと役員会を開催、令和6年度の事業計画を立てました。その中で能登半島の震災が話題にあがり、義援金の他に何かお手伝いをすることがないですかと聞かれましたが、評議員を出していないので曹洞宗婦人会の災害支援の情報が分からないことを伝えました。

以前に雑巾作りや行茶の菓子などに関わり、現地に行けない私たちにはほんの少しだけれど寄り添えている気持ちになれたと役員さんから聞きました。情報が入らないのであれば、評議員を出して欲しいという要望があり、今年度より評議員を選出することになりました。

地方の寺院婦人会会員ですが、全国とつながり共に活動をしているということは、会員にとって大切であり大きな部分なんだと思い、評議員の必要性を感じました。

評議員は会員皆さまとの橋渡しと考え、微力ですが、婦人会のスローガン「ひろげよう 信じよう 美しい心のふれあい」のもと、今年度よりまた頑張ります。

徳島県評議員 矢野宏子

 

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