曹洞宗婦人会だより~ミニ・きゃら~令和5年12月
管区研修会報告(5)
北信越管区
期日 令和5年10月3日(火)
会場 黒部市国際文化センター・コラーレ
参加人数 315人
講話 「四つの こころの 花ひらく」
講師 富山県光嚴寺住職
福井県御誕生寺堂長 今村源宗師
講演 「本当の自分に戻る旅」
講師 シンガー CHIKO氏
きときとタイム「椅子ヨガ+脳トレ」
講師 ベビー&ママヨガB0n 代表 渕上里奈氏
豊かな自然の中に立つ素敵な会場で、開会式の後、今村師の講演では、「ダイバーシティ」…みな違う個々を認め合うこと、「包摂社会」…包んでお互いの手の平にのせる優しさ、一つの花が四つ、もっともっと多く開いていくこと等をヨーロッパに赴任されておられた頃のお話も交えて、多岐に渡る内容で興味深くお聞きしました。
昼食を挟み、渕上氏による「きときとタイム」。きときととは富山弁で新鮮なという意味だそうで、椅子ヨガと脳トレでリフレッシュさせていただきました。
最後はCHIKOさんの講演。自分の生い立ちについてや音楽のお話、そしてピアノの弾き語り。その歌声はパワフルで会場を圧倒していました。
富山の皆さまが重ねてこられた細部に渡るご準備が伝わり、充実の研修会を終えました。改めて「心のふれあい、人のふれあい」の大切さを思いありがたく感じました。
当日配付された資料の中の歓迎の言葉に、戸田哲彦富山県宗務所長が「声なき声に耳を傾けながら一人ひとりを大切にする活動を共に」とご挨拶を書かれ、実行委員長の谷内美江子さまが「どんな環境にあろうと続く日常が前向きなものとなる一助となれば幸いです」と書かれておられました。それが今村師の「包摂社会」と重なり、「心のふれあい」と謳う婦人会の奥深さを感じました。一日の研修で沢山のことに気付かせていただけたことに感謝すると共に、このような場を作ることのできる管区研修会の役割は大きいと思いました。
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