梅雨の大雨、台風の災害に心よりお見舞い申し上げ、早く元の生活ができますよう願っております。

管区研修会報告（３）
東北管区
期日　令和５年８月29日（火）
会場　ホテルモントレ仙台
参加人数　80人（来賓含む）
講話　「世の中は私しだい」
講師　大本山總持寺副貫首　岩手県正法寺専門僧堂堂長　盛田正孝師

2020年、岩手県で開催予定だった管区研修会がコロナ禍において中止を余儀なくされてから４年の時が経過しました。その間は三密・ソーシャルディスタンス・リモートワーク等、人が集まること、接触することが避けられてきた状況でしたが、今年５月に感染症分類が五類に引き下げられたことで、人々の往来や集うことがコロナ禍以前と同じとはいかないまでもできたことは本当に良かったです。本来であれば、管区研修会は八宗務所で開催当番県を持ち回りで、１泊２日の200人規模の盛大なものでありました。しかし開催に不安な状況は続く中、各県の評議員の方々に開催についてアンケートをとり、参加人数の制限・当番県以外での会場開催・時間・内容をスリム化しコンパクトにすることができました。これも評議員のみなさん、婦人会会員の方々の前向きな協力のおかげであり、各県宗務所の所長・職員の皆さま、また東北管区教化センター統監さまはじめとする職員の皆さまのご指導の賜物と感謝しております。

盛田正孝老師のご講話「私しだい」は「受け取り方しだい」であると理解し、決して自分勝手な受け取り方にならないように、婦人会会員の誓いの「おしみない心でどうぞさしあげます」「やさしい笑顔でどうぞしっかり」「幸せを祈ってどうぞおさきに」「手をとりあってどうぞご一緒に」を常に意識し、周囲の人々や自分自身に安心を与えられるように日々過ごしたいと思いました。

通常とは違う開催内容ではありましたが、本当に充実した研修会になったことと感謝申し上げます。来年も社会状況に応じた管区研修会が開催できることを祈念いたします。

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