曹洞宗婦人会だより~ミニ・きゃら~令和4年2月
2月、立春を迎え、これから訪れるあたたかい春の陽射しを待ちわびる今日この頃です。
きゃら基金について
例年、日本赤十字社・NHK歳末たすけあい等にきゃら基金より義援金を支出しておりましたが、新型コロナウイルスの蔓延等により基金が集まらず、残高も考えて支出を見合わせることといたしました。
婦人会創立20周年より25周年まで5年毎の記念大会の折、記念事業としてSVAを通じてカンボジアに小学校を4校建設し、今では現地の方々により運営されています。また、数年前より小学校に入る前の幼児教育の支援活動をしており、本年もSVAヘ10万円を送金しました。
SDGs活動
毎月、宗報と共に発刊されている〝てらスクール〟には、2021年4月より中学生・高校生・大学生の皆さんがSDGs活動について勉強していることが紹介されています。その8月号の記事に、SDGsの17の目標のうち昨年の日本の達成度が1から17まで色別で示されておりました。赤は「最大の課題」、オレンジは「重要課題」、黄色は「課題が残っている」、緑は「達成できている」を意味しています。そのうち達成できている緑目標は、4「質の高い教育をみんなに」、9「産業と技術革新の基盤をつくろう」、16「平和と公正をすべての人」の3つでした。
また、9月号には、「美ら海プロジェクト」として、海洋プラスチックごみ問題に取り組んでおり、全国から集めたプラスチックでアクセサリーや日本地図を作ったり、コロナ禍で今自分たちができることを探しながら環境問題に取り組んでいることの紹介や、6月号ではジョイセフ「思い出のランドセルギフト」への参加方法が紹介されています。
「SDGs for School×曹洞宗」に参加している方々が積極的に活動しようとしていることが分かります。未来を託す若者に今よりも住みやすい美しい地球にして渡せるように、私たちが身近な所、できることから行動を起こしていきましょう。
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