だしがら昆布の生姜酢びたし

作る修行~台所の坐禅~

だしがら昆布の生姜酢びたし(4人分)

材料

・ダシを取り終えた昆布  乾燥状態で10~15g
・しょうが  適量(ほんの少し)
A 酢 大さじ6
A みりん 大さじ2                    
A しょうゆ 小さじ2
B 白あえの煮汁の残り 150ml
B 砂糖  小さじ1~2 

 

作り方

 

①だしがら昆布をミキサーにかけやすいようにある程度小さく切ります。
※ダシをとる際に加熱せず水出し式でとっただしがらの場合は、ミキサーにかける前に一度水で下煮し、1 分ほど沸騰させてから使います。
その場合は、下煮で使ったゆで汁を②で加える水分として使います。

 

②ミキサーの容器に移し、水を加えます。
※加える水の量は昆布の状態や仕上げたいドロドロ具合によって変えます。
また、ミキサーに一度に入れることができる水の量も決まっているので、今回はまず水100ml を加えてある程度ミキサーを回し、水気が足りなくなって昆布が詰まったらさらに50ml を加えて固めに仕上げました。

 

③小鍋でA を加熱し、沸騰したら火を止めて冷まします。
※加熱しすぎると酢っぱさが飛んでしまうので注意します。
 
④しょうがの皮をむいてすりおろします。
⑤うつわに②を盛って③を注ぎ、④を上載せします。
 
―メモ―
昆布の品種や水加減にもよりますが、ドロドロにした昆布が自然にゼリー状にまとまってぷるぷるした不思議な状態に仕上がります。
水気をたっぷり増やして薄く仕上げてドリンク状にするのも良いでしょう。
今回はおろし生姜を添えましたが、飽きないように針生姜にしたり、あるいはタタキ梅やわさびなど、添え物を工夫すると良いでしょう。